【薬物乱用頭痛の詳細】

【薬物乱用頭痛の詳細】

 

みなさんこんにちは。品川区の大井町にあるやなぎ整体院です。

本日も一部で雹が降ったり大雨だったり、雷だったりととても不安定な天気でした。これから梅雨時期に入ってより気圧が乱れやすい季節に入ります。

 

そのため頭痛が出やすく、早めに緩和をしたくなるとつい頭痛薬に手を伸ばしがちになります。もちろん使うことは悪いことではありませんが、下記の日数を飲むと「薬物乱用頭痛」の危険性が上がります。

・トリプタンや複合鎮痛薬(市販薬など):1ヶ月に10日

・単一の解熱鎮痛剤:1ヶ月に15日

 

では具体的に身体の中ではどのように「薬物乱用頭痛」が起こりやすくなるのかを細かく説明していきます。

ポイントは脳の中にあるレセプターと言って受容体の数や過敏性が大きく関わります。

脳の中にセロトニン受容体とCGRP受容体があります。

 

①セロトニン受容体

セロトニンとは脳の中の情報伝達物質ですが別の受容体と結合すると、血管が収縮し、三叉神経からの痛みの信号が抑えられます。

ただ頭痛薬の服用が増えると受容体を過剰に刺激し続けます。そうなると脳が受容体が多過ぎると判断し、受容体の数を減らしたり、感度を下げていきます。その結果鎮痛剤の効果が切れた時に、セロトニンの居場所がなくなってしまい、激しい頭痛が起こりやすくなります。

 

②痛みを伝える受容体CGRPの増加・過敏化

通常は脳が強い痛みを感じた時に、痛みを増やす物質や、それを取る受容体が働きます。

それが頭痛薬を飲み続けることによって慢性的な刺激が、逆に痛みを促進する受容体の数を増やし、三叉神経のCGRPという痛み物質の放出量を大幅に増加させます。

結果、脳の痛みセンサーが常に「警報モード」になり、普段なら感知しないような微量の刺激でも、激しい頭痛として認識するようになってしまうのです。

 

この状態を戻すには数週間から長いと数ヶ月は薬をできるだけ飲まない状態を作って、受容体を通常レベルにまで戻すと基に戻ります。

ただ頭痛薬を飲めない状態になる前に、根本から改善することが最も最短の方法です。

もし薬を飲んでも病院に行ってもなかなか治らない頭痛でお悩みの場合は、大井町のやなぎ整体院に一度ご相談ください。