【薬物乱用頭痛を詳しく解説】

【薬物乱用頭痛を詳しく解説】

 

みなさんこんにちは。品川区の大井町にあるやなぎ整体院です。

頭痛があるとまず最初に手を伸ばしたくなるのが「頭痛薬」ですよね。

たまに飲むととても効果を発揮してくれるのですが、服用頻度がどんどん上がっていく(月10日以上)になると、薬の飲み過ぎによって頭痛のリスクが高まります。(薬物乱用頭痛)

 

頭痛が治らないとどうしても飲み続けたくなってしまうのですが、この薬物乱用頭痛を防ぐためにも仕組みを改めて理解をして防ぎましょう。

まずこの薬物乱用頭痛は、「脳のシステムが一時的にコントロールができなくなっている」ことが原因です。

 

ではなぜ痛みを抑えるはずの薬が、頭痛を長引かせてしまうのか?

①脳の「痛みのブレーキ」がサボり始めてしまう。

脳にはもともと「痛みを自然に和らげるブレーキというのが備わっています。」ただ、毎日のように外から薬(強いブレーキ)を入れ続けると、脳は「外部から頭痛薬が来るから、自分の力は不要だ。」という理由でサボり始めてしまいます。

その結果、自分で痛みを抑える力がどんどん弱くなってしまうのです。

 

②脳の「痛みセンサー」が過敏になりすぎる(イメージ:火災報知器の故障)

薬が切れると、脳は一気にノーブレーキ状態になります。さらに悪いことに、薬を乱用すると「痛みセンサー」が狂ってしまい、ほんの少しの刺激(寝不足・気圧の変化・首の凝り)でも

「大火事発生!頭痛が激しい!」と過剰に大騒ぎするようになってしまいます。

例を出すなら「部屋の温度が1℃上昇しただけでも鳴ってしまう、壊れた火災報知器」みたいな状況です。

 

③鎮痛薬の「リバウンド」が起きている

多くの頭痛薬には、血管をギュッと縮める作用があります。毎日のように頭痛薬を飲んでいると、脳の血管は「縮んだ状態」が当たり前になってしまいます。そのため、薬が切れた瞬間に、反動で血管が急激に広がってしまい、それがまた新しい激しい頭痛を引き起こすのです。

「頭痛が起きたから薬を飲む」ではなく、「薬が切れたから頭痛が起きる」という、悪循環に陥ってしまっています。

 

頭痛の恐いところは、「痛いから薬を飲む→脳がさらに過敏になる→また頭痛が起きる」という負のスパイラルから、自力で抜け出せなくなるところです。

ただこれは、このまま一生薬を飲んでも同じ状態ではなく、頭痛を改善させて、薬を飲む頻度を下げていけば、正常に戻って体の本来持っている痛みを緩和させる仕組みを動き出します。

 

なので頭痛薬が効かないのを一人で悩まず、当院と一緒に改善していきましょう。